
貴方にとっての“癒し”や、“癒されるということ” とはどんなことなのでしょう?
もしかしたら、その人それぞれ考え方は違うかも知れません

なので、これは私が体験を通して得たものであり、誰にでも当てはまるものでもないかもしれない、ということを最初にお伝えしておきます

“過食症からの卒業”という方のカテゴリとダブルところがあるかと思いますが

私が、14年間の過食症から卒業し、得られた最大の学び、それが癒されるとはこういうことなんだ!”と体得したことだと思っています


摂食障害になる原因として、過去世のカルマがあるからだ、とか小さい頃に親の愛情をちゃんと受けていなかったからだ などと言われることがあります。もっともっと沢山の原因が並べられて...
でもね、それって、本当かどうかわからないじゃないですか。
もしかしたらそうかもしれない、でもそうじゃないかもしれない。
じゃぁどうすればよい? 過去には戻れないし...
変にプライドの高かった私は、こんな自分を人に知られるのは絶対にいやで、自分でどうにかしようと、必死に色々探しまくりました。
本を読みあさり、宗教に頼ってみたり、いろんな癒しの勉強をしたり、10年以上たって、ようやく人に打ち明け助けを求め、占いにも行き...
色んな自分の姿を見せられ、感情と向き合わされ、沢山の方に支えられ。
13年目に入ってからかな、自然にもうすぐ過食症から卒業できるなって、感じられるようになりました。
そして、あるときからピターッと症状が出なくなったのです。
食べるたびに抱いていた、“食べることが恐い、食べ物が憎い”という感情も全〜〜〜くなく、嘘のように穏やかな自分がいて...
それと共に気づいたのが、きっとね、小さい頃の問題とか、過去世の問題とかいっぱいいっぱい原因があったのだと思います。
でも、その全てに対する問題、認識できていたものもそうでないものも、いつの間にか、全く自分とは関係の無いものになっていることに気づいたのです。
そう、本当の意味で“癒される”とは、全ての問題が、本当の意味での全ての問題が癒され、手放せたときに、自然にやってくるものなんだなって

これは、私にとって、本当にかけがえのない体験でした。
これを知るために、私には過食症が必要だったんだなって、心から思えました

これがあるからこそ、癒しを求めている人に寄り添えるんだなって

きっとね、たくさんの方が、色んな痛みを抱え、癒しを必要としていると思います。
でも、それは必ず貴方にとって必要で、意味のあること。
もしかしたら、そんな自分を蔑み、嫌っているかもしれない。
けど、なによりもまず、それだけは辞めてあげて

自分を守れるのは、自分だけ。
好きになれなくてもいい、まずは100嫌いだと思っているその嫌い度を99にしてみて


そして、もしかしたら時間がかかってしまうかもしれない、でも必ず手放せるときが来るから。
貴方にも必ず“真の癒し”が訪れるから

それが、今があることの意味でもあるのだから

誰かの心が、少しでも軽くなってくれたら嬉しいです
