今思うと、ダイエットを始めてからしばらくは、そんなにストレスを感じていなかったように思うのです。
ダイエットには運動が効果的


ダイエットを始めた頃は、体重って落ちやすいですし、クロールで3km泳ぐとかなりの消費カロリーになるので、普通に食べていても減っていく状態でした。知識で、停滞期なるものがくるのも知っていましたし、自分の変化を傍観者的な立場から観察もしていました。
例の授業が終わり、食事チェックから開放されると、後は完全に自分でのコントロールになります。しかも、しっかり叩き込まれているので、自分なりに考えながらダイエットを続けていました。
野菜をたくさん摂り、こんにゃくやもずくなどのダイエット食品も大活躍。友人も、ちゃんと食べながら痩せてすごいよね

でも、チェックが入った食品などは無意識のうちに避けるようになっていたんですよね

それと、けっこうこまめに体重計に乗り、ちくいち増減をチェックしていたので、自分の中での危険な食べ物リストが着々と増えていたのです

努力の甲斐もあり、半年後には食べても太りにくい体質へと変化していました。けれど、自分の体がスリムになると今度はちょっとでも体重が増えることが許せないのです

泳ぎに行った日は、多少食べても大丈夫との安心感があったので、食べることへの恐怖はほとんどなかったのですが、運動をしなかった日は極端に摂取カロリーを抑えました。
でも、何より危険だったのが、自分の想定外の食品を食べなければならなくなったときです

そんなときは体重が増えることへ恐怖感がいっきに押し寄せてくるのです

更に、もしそれが原因で体重が増えてしまったら、その要因となった食べ物やその環境を作った相手までも憎むようになって... もちろん、その人には悟られないように。
結果、1年間のダイエットで、体重を13kg落とすことができました。通常のダイエットの指導では、このペースは決して無理なものではなありません。しかも、自分でもどこか楽しみながらできていたはずだったのに、知らないうちに心のバランスは崩れ、変な思考回路ができあがっていたようです。
最初に症状が出たのは、ダイエットを始めて8ケ月たった頃です。
大好きなケーキをいただき食べ始めたところ、急に自分がコントロールできなくなり、まるっと1本食べてしまったのです

危険な食べ物リストに入っていたケーキを1本全部食べてしまった自分への怒り、その1本が今までの努力を全て無駄にしてしまう

その全ての感情から抜け出したい一心でトイレに駆け込み嘔吐。
その瞬間、“食べても太らない魔法”を手に入れたのです。
私がいつも思っている言葉「光の天使」という事が......
うわぁ。
なんて素敵なんでしょう?
これからもどうぞよろしくお願いします。
またお時間がありましたら、是非色々お話を聞かせて頂きたいです。